家にいる時間が長くなると、時計がかしゃかしゃと時を刻む音が気になってきました。
きっとユニットごと、かしゃかしゃ言わないのに交換すれば良いと思って、とりま外してみました。外し方はまぁ適当にぐぐればどうにかなります。
ふむ、SKPとな。
うちのは、こんな感じの長さで、ぐぐってみるとロングシャフトと呼ばれるものでした。しかして、ショートとミドルのシャフトのはスイープと呼ばれる秒針が滑らかに回るユニットがあるのに、ロングシャフトにはどうも無いみたいなんですよね。。。
ぐぬぬ。
↓が本家のページ。ネジシャフト長さ が19mmのは、スイープ運針のが無いのです。
クロックムーブメント | 法人向け製品 | セイコークロック株式会社
えいっ、分解!
両側のつめをマイナスドライバーで浮かせて、上側からパカッと開けました。
右下の時刻合わせ黒いダイヤルは、この透明な裏蓋にくっついてて外せません。裏蓋と一緒にぱかりと開きます。
銅色に光るコイルのお隣にある小さな十字のギア、これが毎秒かしゃかしゃと音を立てていました。毎秒半回転してるのかな?
取り出したところがこれ。この子が時を刻む唄を奏でています。黒いところは磁石です。お隣のコイルの磁力で駆動してるんでしょうね。
こんなこともあろうかと、うちにはプラスチックOKのシリコーングリスが常備されているので、ちょちょっと振ってから元の位置に置いてみました。
うむ、動かなくなった(笑)
あんまりグリスが多いと粘性に負けて動かなくなるみたいですね。ケース側もこの子も綿棒で拭って、音はほぼしないけど、きちんと時を刻むくらいに調整します。
あとは、蓋をして、電池を取り付けてから、ちゃんと動いているのを数分確認して時計に戻しました。裏蓋が半透明なのは、ふたを閉めてからギアがかみ合ってちゃんと動いてるか見えるようにしてくれてるんですね。
ああ、静か・・・
壊れたのをユニットごと交換したり秒針抜いたりしてる人はいても、こういう風に静かにするのを試みてる人は見当たらなかったので人柱になってみるか~ってやってみましたが上手くいって幸せです。うちの時計は元々秒針の無いものなので、秒針のある時計に対してやると駆動力が足りなくなるかもしれません。
これを見て真似して壊しても私は知りませんよ。自己責任で。まぁ壊してもそんな高くないユニットなので買えばいいと思います。
うちの時計は、たぶん、もう手に入らないもので、デザインがとても気に入っているので、大事に使って行きたいと思います。ユニット交換もできること分かったし!